出口を作る提携

提携から販売網が拡がります!

産地提携の基本的な流れ

①提携の打診

・水産庁他政府機関からの紹介、漁連など地域団体からの紹介、既提携先からの紹介、直接連絡

②マイナー魚・未利用魚の現状把握

・サンプル送付・水揚げ魚種や産地市況データ提供

③産地視察(水揚・セリ)と漁協や漁業者との打ち合わせ

・既存の産地仲買人に配慮した、地域現状に即した取り組み方法を模索します

④商品試作・商談

大手居酒屋チェーン店・大手回転寿司チェーン店・大手量販店・・・など
商品にあった販売先に商談を行います。
並行して、買い付け可能量、物流などのシュミレーションを行います。

実際の提携パターン

漁協買い上げ型

漁協単位での取り組み時に有効です

漁連買い上げ型

各県漁連主導での提携時に有効です。
漁連が取得している「○○ブランド」等を商標を活用して販売に役立てる際にも非常に効果的です。

漁業者直接買い上げ型

弊社は提携産地において仲買人にはなりません。
そのため直接取引の際は事前に漁協の合意文書を取り交わします。
1隻~数隻の先進的な漁船を機軸に取り組み始める場合もあります。

魚種限定型

単品大量水揚げがされる産地ではその魚種限定での取り組みも可能です。
ある程度の計画数量を事前に設定するほうが、安定した販路の構築しやすくなります。
提携初期の決済に関しては暫定的にJF全漁連を通すことも検討可能です。(全漁連との取引開始済)

提携の効果

①新たな収入源の確保

「水揚げしてもダダ同然だった魚」を新たな販売ルートを開拓することで、文字通りプラスアルファの収入を得る糧となります。

②セリの底値を支える

「今日OOが大漁でOO円ぐらいまで買い叩かれそうだ。OO箱分を相対で買ってくれ」
→上場数量が減ることにより相場の崩れが大幅に改善
(弊社買い付け金額1000万/年で産地漁業者の手取り額3000万/年改善などの事例)

③広域販売ルートの開拓

既存仲買人の「市場掛け」による販売や近隣域限定での販売と異なり、安定した販売ルートを全国で開拓しています。

④地産地消の推進

大阪府産の魚を大阪府内の回転寿司チェーン店に販売・・・など
(産地での衛生的加工が可能であれば産地業者を指定、適当な加工業者が見つからなければ弊社の新工場で加工後産地周辺地域の販売先を中心に販売促進を行います)

⑤加工業者不在による販売不振の打開

加工業者が不在の産地は単一魚種の大量水揚げ時に大幅な価格下落傾向が見られます。
それをできる限り回避するのが冷凍加工品の製造です。
弊社新工場(愛知県蒲郡市)はHACCP準拠の衛生的な工場で、日産1トン(原料ベースで3トン)の小型魚を使った寿司ネタ製造を行います。21年度内に50魚種程度の国産刺身商材の製品化を想定しています。(極洋の指定工場にも認定予定)
産地に適切な加工業者が不在の場合、ここでの加工品製造が可能です。

なぜ売れるのか

徹底的な情報提供と販促支援で広域販売網の確保

トレース情報・魚種に関する知識情報・産地市況情報・販売促進POPの自主作成・販売先に応じた総合的メニュー提案などを徹底的に行っています。
大手水産会社㈱極洋との生食用商材販売提携により全国規模で販促を行えます。

安心・安全、そしてストーリー性のある商品作り

トレース管理を含め、今求められている食の安心・安全、食の国内回帰の流れの最先端の事業展開を水産庁の支援の下に行っているからです。
いつ・誰が・どうやって獲ってきた・・・などの商品作りのストーリー性は広域販売に於いて最も求められている要素となっています。

提携産地からの原料集荷について

提携産地からの集荷の基本的な流れ

①水揚げの把握と荷姿検討・価格交渉

提携先からの水揚げ品紹介を直接連絡いただきます。
「今日の舞鶴漁港で100~120gサイズの定置漁獲のアジが7トン水揚げされます。
予想価格は100円/kgです。120円/kgで2トン買い付けてもらえませんか?」
→セリ上場量が減るため産地価格は当初の予想を上回り、生産者の手取り金額が増えます。
 ・発送形態は鮮度保持面に配慮しつつスチロール下氷、大型水槽、木製魚箱など
  手配しやすく比較的経費のかからない方法を選択してください。
 ・後仕切りの委託買い付けも可能です。
 ・委託加工は弊社の製造可能量を確認のうえ、加工賃ベースでの都度交渉となります。

②並行して運送便を確認

(量がまとまる場合)直送便をチャーター(産地の運送業者に便の状況を問い合わせ願います)
名古屋市場や浜松市場への定期市場便で市場留め(または市場便の帰りに弊社蒲郡工場で荷受)
→市場留めの場合は弊社の提携便にて市場から工場へ輸送します。
佐川急便でのプロ・スパー着払いも非常に割安です。(市場便に比べても割安な場合もあります)
(量が少量の場合)宅急便などを活用してください。(その際は午前中着指定に)
運送にかかる経費は後にまとめて弊社に清算させて頂くこととなりますので
チャーター便、定期市場便の場合は上乗せになる経費分を事前にご提示ください。
少量の宅急便の場合は事前の運送賃連絡無しでもかまいません。

③売買成立

売り上げの方法などを確認し売買成立となります。
(漁協からの売上、生産者からの直接売上、全漁連通しでの売上などのケースがあります)
(弊社からの支払いは全て現金振込みです。手形取引は致しておりません。)

④原料輸送

前項で手配頂いた便で出荷して頂きます。

⑤弊社での加工及び製品化

原則、入荷当日加工でワンフローズン製品を製造します
生食用寿司ネタを中心に、各種IQF加工、開き加工、天日干し干物、切身、漬魚、フライ・唐揚用製品など
加工方法も様々に対応しております。

⑥入荷分に対してのお支払い

提携産地ごとに支払い条件を事前確認いたします。

⑦弊社から全国に商品紹介、販売

弊社の販売網をフル活用し、全国へ商品紹介を行います。

継続可能な商材については

⑧商品試作・商談

大手居酒屋チェーン店・大手回転寿司チェーン店・大手量販店・・・など
商品にあった販売先に商談を行います。
並行して、買い付け可能量、物流改善などのシュミレーションを行います。
推奨:荷主様独自の販売ルートをお持ちの場合、弊社から見積もりを提示しサンプルを発送致します。
この流れは地産地消を推進するもので、地域活性化にも繋がります。

⑨水揚げ時期限定(もしくは通年)での定期買い付けと販売

長期的な買い付けについては1~3ヶ月程度の期間で価格見直しを行います。
(見積もり期間が長い・安定した原料供給が見込まれる・・・などは
販売を進める上で取り組みやすくなります)
「長期見積りで価格変動リスクを伴い見積り@が割高になる」のか、
「短期見積りで価格変動リスクが少なく@が割安になる」のか、
の選択は産地状況に応じて都度検討します。

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